正法、過去1万年の流れ

約1万年前、南大西洋にアトランティス大陸がありました。人々は太陽を崇拝し、慈悲と愛の心こそ、人間のあるべき姿として、正法が説かれていました。正法を説いた方は、アガシャーと呼ばれた方。アトランティス大陸陥没後、約60年の後、アトランティスの文明・文化は、エジプトに移ってきました。今から三千二百年前、モーゼが現れる。二千五百年前、インドに釈迦が生まれるまでの一時期、地上界の意識は、地獄の様相を呈し、略奪・強盗・殺人が幅をきかせる。釈迦は主に慈悲を説き、イエスは愛を説きました。

その後、正法は、西から東へと移り、インドから中国へ。中国では、天台智顗(ちぎ)が法華経を世に伝え、正法を復活させました。しかし、この時すでに、仏教は、むづかしい哲学・学問に変わってしまい、大衆を救う力はありませんでした。天台のあと、伝教が、日本に仏教を持ち込みましたが、他力信仰と変わり、キリスト教は、祈りの宗教へと変わっていった。イエス様やお釈迦様がお亡くなりになられた後、教えは法の力を失い、他力信仰へと移り変わってゆきました。現代は、お釈迦様が亡くなられて二千五百年後で、末法と呼ばれています。

文明は栄えては滅ぶを繰り返してきました。古代でも優れた科学力があり、自由に空を飛んだり、地下都市を作っていました。その遺物、遺品、名残りが発見されていますが、あまり人目に触れませんし、むしろ隠されています。長寿を保てた時代があり、また、巨人もいましたが、それらの遺物も隠されています。古代の遺品類は、とても似通ったものが世界中で発見されていますので、当時すでに世界中で交流があった、または、交流できた人たちが居たことになります。こうしたことが、表ざたになると、歴史の書き換えのみならず、様々な不都合が生じますので、隠蔽されてしまうのです。

アトランティス大陸が陥没する前に、アトランティス大陸から、エジプトのピラミッドに大量の黄金が隠されたそうです。ピラミッドの調査は、まだ調べ尽くされていませんので、いづれ発見されることでしょう。隠されたのですから、容易に発見できない場所にあるはずです。黄金と共に、アトランティス文明の証拠を示す遺品も一緒に埋葬されています。たとえ文明が発達しても、人間性の向上には繋がっていないことは歴史を見ればわかります。人間の傲慢さ、暴力は消えていない。私が子供の頃は、殺人や自殺のニュースは、滅多に聞きませんでしたが、現代では、ニュースに出てこない日はないほどです。

偉大な霊が出現して、人心を正しい方向へと導いても、その後、教えは廃れてゆきます。偉大な霊の教えとは、自らを正すことを教えるのですが(自力、自分の力で為してゆく)、やがて、他力信仰(何かにすがり救ってもらう)に変わってゆきます。他力信仰では救われません。自分の心を救えるのは、自分しかいないからです。他力で救えるようには出来ていません。仮に、病を治してもらったとしても、それは根本的な治療にはなっていないでしょう。病の原因は、自分の内側(心)にあるからです。一時的に、霊的な力で治してもらっても、それには代償が伴います。

正しい法を説く者が現れては、廃れてゆくを繰り返してきました。しかし、同じ過ちを、いつまでも繰り返すわけにはゆきません。人類のみならず、他の天体にいる人たちも、その惑星を調和させた後、他の天体に移住して、その惑星を整備して、再び調和させてゆくという使命があるからです。なぜ、このような使命が課せられているかとの疑問が生じることでしょう。他の天体にいる住人も同じ使命の元で生活しています。近い将来、エネルギー革命が起こり、文明は急速に発達します。そうして、あの世の存在、人間の本質も明らかとなります。