フィボナッチ数、自然界に現れる数字

自然界の至る所で見られるフィボナッチ数。この数字を元にして自然界、宇宙が形作られています。科学者には、神を信じる方が多いらしい。なぜなら自然界が秩序立って作られているのを発見するからのようです。極小の世界から極大の世界まで同じような仕組みとなっている。私達が美しいと感じるデザインや構図などもフィボナッチ数に則っています。画家やデザイナー、建築家、様々な商品開発では、この数値を計算に入れています。つまり自然界は、自然偶発的に出来たのではなく、設計して作られていそうです。

フィボナッチ数は、植物、動物などの生物でも見られます。花びらの数、枝の生え方、昆虫たちの身体の構造など、フィボナッチが基本となっています。このような自然界のルールを発見すると、科学者たちは、発見したと言うそうです、発明ではありません。神が創作した宇宙の中から見つけ出したものだからです。フィボナッチ数は、お金儲けのためにも使われています。株価のチャートを描いて、今後の株価予測をする際に、フィボナッチ数を用いるのです。

まだ誰もが気付いていないフィボナッチ数の利用用途は無限にあるかも知れません。この知識によって利益を得ている組織、または個人は、利益を独占するために、その知識を公にはしないでしょう。何でもそうですが、本当に価値のある情報とは表に出ません。なぜなら独占して利益を得ている者たちがいるからです。知識を公にすることで、利益を得られなくなります。支配者層がその地位を維持し続けるためには、大衆は無知であって欲しいのと同じです。

“7”という数字も自然界を構成している重要な数字です。仏事などでは、21日、49日という数字がよく使われます。7×3=21、7×7=49というように、共に7の倍数となっています。釈迦が反省と瞑想の禅定に入られ、遂に悟られた日とは、7の倍数の日だったようです。7は、聖書でも出てきますが、神は7日間で天地創造をされたそうです。人は死後、最大でも49日間しか地上に留まれないようです。このようなルールがないと、この世とあの世とで混乱が起きるからです。

自然界はルールに則って秩序立って形成されているのが見えてきます。色とりどりの花の美しさ、昆虫たちの精微な身体とその驚異的な能力、雨・風・雲の動き、何ら無駄なものはなく、すべてが完全な存在と言えます。人間自身も完全に作られているはずです。人が病気になるのは、そこに原因があるからであり、その原因とは、自然界の秩序に反した場合ということになります。原因は、心に起因するものが多いですが、心の在り方が、自然界のルール(法)と合っていないからです。

自然界のルールである法とは、他を生かす、すべてを活かす、愛ということになります。現代の科学では、分子、原子、素粒子が分かっても、素粒子を素粒子たらしめている、その背後にあるエネルギーの存在までは分かっていません。その背後にあるエネルギーこそが、万物を生かすエネルギー(愛)です。心の中で不調和を起こすと(原因を作ると)、自分の身体に結果として現れたり、周辺の環境が変わったりします。物ごとの出発は、心からスタートしていることを良く悟らねばなりません。